【iOSアプリ】AppAppが販売停止に至るまでとこれからのお話。

どうも。Reoです。

年末にリリースしたAppStoreのアプリを整理するアプリ「AppApp」についてのお話を少ししていきます。

現在は販売停止になっているので、ストアで見ることはできません。

AppAppの内容は『【iOSアプリ】AppStoreのアプリを整理するアプリ「AppApp」をリリースしました!』に書いてありますので、気になる方はそちらをどうぞ。

 

販売停止までの道のりを少し書いてみます。

 

ガイドライン3.2.2に引っかかって審査に通らない!

事の始まりはこの「AppStore審査ガイドラインの3.2.2」に引っかかってしまった事です。

3.2.2 許容されない行為
(i)他社製アプリケーション、Extension、プラグインをApp Storeと類似した形で、または一般的なカタログとして表示するインターフェイスを作成する。

iOS10で起動できないバグを修正するために、ver1.0.2を審査に出したところこれに引っかかりました。

この時点で、「AppStoreからのみ保存ができ、アイコンを一覧にして表示するアプリ」だったので完全にアウトです。

「他社製アプリケーションを一般的なカタログとして表示するインターフェイス」を作成してしまっているのです。

その後何度か審査に出して見たのですが、毎度直ってないよと言われるだけ。2017年内は諦めました。

 

ガイドライン5.2.5に引っかかる!!

しばらく放置していたところ、次は「AppStore審査ガイドラインの5.2.5」に引っかかるから2週間以内にアップデートされなかったらストアから消すよという旨のメッセージがきました。

2週間以内にアップデートしないとストアから消すよ・・・?

ちなみに5.2.5というのは

5.2.5 Apple製品:既存のApple製品、既存のインターフェイス(Finderなど)、既存のアプリケーション(App Store、iTunes Store、メッセージなど)、既存のApple広告などとの混同を招くような、類似したアプリケーションは開発しないでください。他社製のキーボードやステッカーパックを含め、アプリケーションやExtensionにAppleの絵文字を含めることはできません。

という内容。AppStoreと類似しているという点で、こちらにも引っかかるよということです。

今度はすでにリリースされているほうが引っかかってしまいました。Legalってくるからかなりビビったよ。

 

2週間以内にアップデートをしてみた!

「AppStoreと類似しているからダメ」という情報の元、1週間ぐらいかけて改修しました。

自分がこの時点で考えていた「AppStoreと類似している」というよりは、「AppStoreからのみデータを保存できる仕様だからダメなのでは?」と考えていました。

なので、

・どこからでもデザイン(画像)を保存できる
・写真からアップロードしてアイコン風にできる

といった機能を追加しました。

これにより、ペイントアプリで描いたアイコンデザインの試作をAppAppに共有したり、pcから写真に保存した画像をアイコン風に表示することができるようになりました。

もう使われることもないストア画像ですが、このスクリーンショットのように、どのデザインがいいかなというのを実際のアプリと同じシェイプで検討することができます。

これでAppStoreに限定しないアプリになったはずだ!と思って審査に出しました。もはや何が良くて何がダメなのかわからない状態でした。

結果は「3.2.2 直ってないからダメだよ」でした。

 

この結果に対して自分は不満で、「AppStoreと似ているからダメっていうけど、別にユーザがAppStoreで使わなかったらAppStoreもはや関係ないじゃん!ただ自分の作ったデザインを並べられるアプリでしょ!一体何をすればAppStoreと似てなくなるのか教えてくれよ!!!」っていうメッセージを送りました。

そして次の日、「アプリについて電話で討論しましょう。3営業日内に電話するよ」とメッセージが。

(;゚Д゚)(゚Д゚;(゚Д゚;)ナ、ナンダッテー!!

めちゃくちゃ電話が苦手な自分はもうストレスがマッハでした。

 

Appleからの電話、いつかかってくるんだ・・・

電話するよと言われてから電話を終えるまでとにかく鬱がやばかったです。いつかかってくるかわからないという負担がでかかったです。

3営業日内とは言われたけれどいつ営業しているかわからないし、時差があるからどっちの時間でかかってくるかわからない。

少しググったところ、カリフォルニア時間でかかってくる可能性が高いっぽい(思いこみ)。

結局日本時間では、1月17日(水)14時に3営業日内に電話するとメッセージがきて、1月23日(火)10時に電話がかかってきました。

うーん。時差。

んでこれ出れなかったんですよ。

すると電話かけてくれた方から「電話またかけるから出れる番号教えて」という旨のメッセージが来ました。

それに返事をしたわけですが、日本時間の10時にかかってきたというのがまた微妙で、結局どっちで待ってればいいかわからなかったんですよね。

んでずっとカリフォルニア時間を考えて生活してたので昼夜逆転した生活をしていました。

しかも鬱をこじらせ、寝てる間に電話かかってくるのが嫌すぎて電源切って寝てました。そしたらその間に電話がきたっぽくて、通知は来てないんですがメッセージだけ来てました。

次は「出れる時間教えてくれ〜」「11am-7pm(PDT)に電話かけてくれたら話すことできます」ってメッセージが来ました。

Please provide a telephone number and time that you can be reached at so that we may attempt to contact you again. Please know that we will contact you again during your local business hours.

If more convenient for you, I can be reached between 11am – 7pm Pacific Daylight Time (PDT) at 電話番号

日本の仕事している時間にまた電話するからとも書いてあったので、とりあえずカリフォルニア時間で電話を待つ必要がないということがわかりました。

とりあえずこちらからかけるのは嫌だったので、出れる時間を指定して返信しました。

次の日、日本時間で14時ごろに電話がかかって来て、ようやく電話に出ることができました。(朝8時〜9時にかけて欲しいという願いは届かなかった・・・・)

この方は何時から何時まで仕事をしているのか・・・。おそらくこっちからかけたら違う人に繋がったんじゃないかなーと思ってます。

 

かれこれ2週間くらい電話に出たくない電話いつくるの電話やだと思いながら鬱々と過ごしましたが、ようやく解放されました。2度も電話に出れなくて迷惑かけまくリング😇

Apple側から電話がかかってくるとしたら「ちゃんと日本時間でかかってくるぞ!!!!!」ということを伝えたいです。お相手も日本人でした。

 

Appleと電話した結果!

結局待ってる時間にこなかったので慌てて電話に出て、必要最低限だけを会話しました。

具体的にどこがAppStoreと似ているからダメなのか、聞いてみたところ

 

🍎「Appのアイコンと同じシェイプですよね、それがダメです」

「それって例えばその形が丸とかだったら大丈夫ってことですか?」

🍎「そう・・・ですね、大丈夫だと思います。」

「機能自体は問題ないんですかね?」

🍎「機能は大丈夫です。デザインを保存して〜は問題ないんですがインタフェースが〜〜〜」

 

ということで「Appのアイコンと同じシェイプなのがダメ!」らしいです。

電話終了後にきたメッセージ。

Thank you for your time during our call today.

As we discussed, your app allows users build a wishlist/list of third-party apps, create a store-like quality, which isn’t appropriate for the App Store.

It would be appropriate to reconsider your App concept.

あれっこれ機能もダメじゃね??????

ウィッシュリストのようなものを作ったらダメならもうダメじゃん??????

 

大分混乱しながらも、とにかく「AppStoreからもってきたデータをそのまま角丸アイコンにして一覧表示する」のはダメらしいです。

 

どう改善する・・・?

理由がわかったところで、どう直すかというのが問題です。

App StoreからAppApp内に保存するときに、単純にシェアできる情報のみ(画像・文章・URL)を利用していました。文章からはタイトル・開発者を抜き取ってごにょごにょしていました。

困ったことにこのシェアできるアイコン画像が、すでに角丸に切り取ってある画像なんですよね。

いや角丸ダメっていうけどもう画像切り取られてるもん、しょうがないじゃん・・・っていう気持ちでいっぱいです。

これは「iTunes Search API」を使うことで解決はします。自分はすでにiTunesアフィリエイトプログラムを使っているので、実装するだけです。

でもこれを使って、角丸をやめて四角でコレクション表示にしたところで、審査は通らないと思っています。ウィッシュリストを作ってはいけない、というところから抜け出すことはできてないので。

 

電話を終えてすぐは、

アプリの情報をIDだけ保存して、あとはiTunesAPIで取得しよう。そんでアイコンデザインだけでなくスクリーンショットを保存して、このUIのどこが良いとか悪いとかを書き込めるようにしよう。アプリとUIをセットにしてまとめるアプリにしよう。

なんてことを考えていました。

今も改善するならこの方向で行きたいとは思っています。結局ウィッシュリストとして使おうとすれば使えるので、審査に通るかは微妙だなとは思います。

そしてずっと思っていることがあって。このアプリ本当に改善して再リリースする必要あるの?

 

再リリースする必要、本当にある?

必要があるかないかと言われれば、「ない」です。

数人でも買ってくれた人がいるんだから、どうにか改善してアップデートしないとと思っていました。

買ってくれた人のためにも、改善して、ストアに再リリースしないとって。

でもそれって違うなって思ったわけです。

買ってくれた人はストアから消えたところで自分の手元から消えるわけではないじゃないんですよ。

買ってくれた人が知り合いばかりだったことで逆に、「せっかく買ったのに・・・」と言われることになり、自分の中でも「買ってくれた人がいるんだからどうにかしなきゃ」という思いになったんだと思います。

本来、買ったものにバグがあったとしても、それが直される保証すらないんです

 

今後「AppApp」が今とは全くコンセプトも違うアプリになれば、それこそお金を払って買った人からすればよくないのでは?と思ったのです。

「メモアプリ」を買ったのに、アップデートしたら「日記アプリ」になっていた!日記なんて書かないのに!っていう感じのイメージです。

それこそ今と違うコンセプトで出すなら、「AppApp」として出す必要はないと思うんです。

 

AppAppは無料化する予定で色々考えていたので、「せっかく買ったアプリが有料になった!」というのは結構ショックなものです。以前Twitterでこんなアンケートをとりました。

お金返せとまでは流石に思わないけど、少しがっかりはすると思うんですよ。

でも今は有料で買ってくれた人しかいない。

240円でアプリを買って、その買ったアプリがいつの間にか提供終了してたっていう状況なわけです。

これにショックを受ける人ってそんないないんじゃないかなと思います。お金返せなんて思わない。

ソシャゲなどと違って運営が必要なわけでもなく、買い切りでツール系のアプリなので、買ってしまえばあとは自分のものとして自由に使うだけです。

 

今リリースされているバージョンは、ラベルを並び替えるときに変なところに置いちゃうとバグるのと、削除時にアニメーションしないっていうのが気になっていますが、それ以外の機能は特に不満はありません。そのままで全然良いと思っています。

AppStoreに依存しているので、AppStoreのシェア時の文章とかが変わらない限りはそのまま使い続けられます。iOS11の間は大丈夫だと思います。

アップデートにお金がかかるものだってたくさんありますしね。

 

AppAppの開発やめます!!!!!!!!!

つい最近Twitterで以下のようなことを言っていました。

こんなこと言ってたけど、今のと全く違うUIで、今のと全く違うコンセプトのものを「AppApp」として出す必要も意味もないんじゃないかなという結論です。

捨てる捨てないとかじゃなく、一度ここで区切りをつけて良いんじゃないかなって。

 

捨てるという言い方が悪いけれど、どのアプリだっていつか終わりはくる。それこそ自分が契約継続しなくなったらそこでストアから全て消えてしまうんだからそれが早いか遅いかなだけですよね。

なので、AppAppの開発は終わりにします

もしかすると別のアプリとして「AppAppを元にしたナニカ」を作る可能性はありますが、AppAppとして制作するのはやめます。

先ほど言ったiTunesAPIを利用した〜というやつも、やるとすれば別のアプリとしてやろうと思います。

長い間色々悩みまくったけれど、この結論が一番自分自身も納得できる気がするよ・・・。

AppAppという存在をなかったものとして消してしまうのではなく、「AppStoreでリリースできないものを作ってしまった」というだけです。

ストアでリリースできないというだけで、作ったことは無駄にならないし、出来上がったものも無駄にはならない。ストアでリリースできないの結構致命的ですけどね!!!!!

そのうちgithubに丸っとプロジェクトごとあげるかもしれません。とりあえずiOS11のうちはやめておきますが、iOS12になったらそれに対応してコードあげようかな〜とか考えています。

 

長くなりましたが、これにてAppAppの開発は終わりにさせていただきます。

悩みまくっていたけれど、この結論が出せてよかった。今とてもスッキリしてます。

 

また他のアプリやブログ共々よろしくお願い致します。

最後に。ストアに似たようなものがないアプリを作るときは、それがストアに出せるものかどうか、ちゃんと判断してから作りましょう。自分と同じ轍は踏まないでください(´・ω・`)

ではでは。

 

 

あっ、iOS10は本当にごめんバージョン上げてください・・・・・゚゚・(´Д⊂ヽ

2018/04/13追記
とりあえず気になるアプリを見つけたらAppAppに入れるようにしてたら全然ダウンロード自体をしなくなってしまった気がする。
これは確かに良くない。

でも実際自分のアプリの中で一番使ってます。
開くたびに自分だけのものなのが勿体ないなーとは思っちゃうけどね・・・。
UIとかも頑張ったもんね・・・。

作った経験はめちゃくちゃ生きてます。それだけで価値はあったと思う。本当に。
AppApp
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