【FE】過去問で思い出せなかった用語一覧【自分メモ】

用語まとめです。。。

 

再入可能プログラム

複数のタスクから同時に呼び出されても、それぞれに正しい値を返すことできるプログラム構造のことを表します。

これを実現するには、プログラムをデータ部分と内容が共通である手続き部分に分離し、データ部分をタスクごとに用意する必要があります

 

JavaBeans

プログラムの再利用を目的としてJava言語で記述されたソフトウェア部品のことです。既存のBeanを組み合わせることで開発効率が向上したり、深いプログラムの知識がなくてもBeanを使用することでソフトウェアに必要な機能が実装可能になるという利点があります。

 

平均回転待ち時間

ディスクが1回転に要する時間の1/2です。

 

稼働率

稼働率がRである機器(システム)が2個の並列構成になっているシステムの稼働率は、

1-(1-R)2

の公式で計算することができます。同様に、機器(システム)がn個の場合は、

1-(1-R)n

でシステム全体の稼働率が計算ができます。

 

スラッシング

仮想記憶システムにおいて主記憶の空きが少ない状態で多くのプログラムを実行すると、ページング処理が多発しシステムのオーバーヘッドが増加します。その結果アプリケーションのCPU使用率が極端に下がる現象のことをスラッシング(Thrashing)と呼びます。

※オーバーヘッド…ある処理を行うために余分に(間接的に)掛かってしまう処理のこと。
ここでのオーバーヘッドが増加とはシステムが目的としている処理ではなく、相当な数のページイン・ページアウト処理がCPUで実行されるため、システム本来の処理効率が著しく悪くなっていることを示してます。

 

LRU方式

LRU(Least Recently Used)方式は、ページアウト要求があった場合に管理している中で「最後に参照された時刻が最も昔であるページ」を置換え対象とするアルゴリズムです。このアルゴリズムにより使用頻度の高いされたページが主記憶に残り、使われないページは新しいページと入れ替わることになります。

LFU(Least Frequently Used)方式もある。

Recently→最近使われたやつ(時間)

Frequently→頻繁に使われているやつ(頻度)

 

SRAMとDRAM

SRAMはキャッシュメモリ。フリップフロップを用いる。

DRAMはコンデンサに電荷を蓄えることにより情報を記憶し、電源供給が無くなると記憶情報も失われる揮発性メモリです。集積度を上げることが比較的簡単にできるためコンピュータの主記憶装置として使用されています

SRAMの1ビットはトランジスタが4個以上と面積が大きいですが、DRAMの1ビットはトランジスタ1個とコンデンサ1個で構成されていて小面積で済むので、ビット当たりの単価が安くなります。

 

レイトレーシング

光源と物体の形状などに基づいて,表示するときに陰影をつける。

 

ストアドプロシージャ

データベースに対する一連の処理をまとめた手続きにして、データベース管理システムに保存したものです。
利用者は通常のクエリを発行する代わりに、データベース管理システム内の手続きを呼び出すことによって目的の処理を実行させることができます。

クライアントからサーバに対してのストアドプロシージャ1回の要求で、データベースに複数のクエリを発行することができるので、クライアントから直に同数のクエリを発行する場合と比較して、クライアント-サーバ間のネットワーク負荷の軽減が期待できます。

 

AES

AES(Advanced Encryption Standard)は、アメリカ合衆国の次世代暗号方式として規格化された共通鍵暗号方式です。

PKI

Public Key Infrastructureの略で公開鍵基盤のことです。

RSA

RSAは、公開鍵暗号方式なので、暗号化と復号に異なる鍵を使用します。

 

ホワイトボックステストの網羅性レベル

ホワイトボックステストのテストケースにおける網羅性のレベルには次のようなものあります。

命令網羅(網羅性:低い↑)

すべての命令を少なくとも1回は実行するテストケースを設計する。

分岐網羅(判定条件網羅)

判定条件の真偽を少なくとも1回は実行するテストケースを設計する。

条件網羅

判定条件が複数ある場合に、それぞれの条件が真・偽の場合を組み合わせたテストケースを設計する。

判定条件・条件網羅

判定条件網羅と条件網羅を組み合わせてテストケースを設計する。

複数条件網羅(網羅性:高↓)

判定条件のすべての可能な結果の組合せを網羅し、かつ、すべての命令を少なくとも1回は実行するようにテストケースを作成する。

XP(Extreme Programing)

XP(eXtreme Programing)は、1990年代後半、Kent Beck氏らによって定式化され、提唱されているソフトウェア開発手法でアジャイルソフトウェア開発と称される一連の手法の先駆けとなったものです。

「プログラマーは人間である」という思想のもと、叩き台となるプログラムを早期に開発し、リスクを軽減するために開発初期から積極的にテストを繰り返していくことを重視しています。

XPでは幾つかのプラクティス(実施項目)を定義していますが、その内の1つが ペアプログラミング で、これは二人一組で実装を行い、一人が実際のコードを書き、もう一人はそれをチェックしながらナビゲートするという役割を随時交代しながら作業を進めるという手法です。
ペアプログラミングを行うことで、細々した問題解決に要する時間が短くなる、常にコードレビューを行うことができる、集中力が持続する、コードの詳細を理解したメンバーが常に2人以上いることで後々のコード共有に役立つ、などの多彩な効果が得られるとされています。

 

運用テスト

システムの利用者が業務の流れに沿ってシステムのテストを行い、実際の稼働状況において不具合が発生しないかを検証するために実施されるテストです。

利用部門の利用者が優先して確認すべき事項なので、業務手順(利用手順)どおりにシステムが動作し、問題なく業務を行うことができるかが重要になります。

 

インシデント及びサービス要求管理の手順

  1. 記録
  2. 優先度の割当て
  3. 分類
  4. 記録の更新
  5. 段階的取扱い
  6. 解決
  7. 終了

コストプラス法

製品のコストに一定の利幅を加えて製品価格とするコスト志向型の価格設定法です。

価格の算出を計算式で表すと、

製品価格=直接費+間接費+利益

となります。

eマーケットプレイス

Webサイトを通じて、売り手と買い手を結び付ける電子的な取引所のことです。
売り手と買い手が直接取引を行うことによって、商品が中間流通業者を介することがなくなり、両者にとって流通コスト/調達コストを大幅に削減できる利点があります。

元々は企業間での電子商取引(B2B)の場として発展してきましたが、Amazonマーケットプレイスのように個人でも出品・購買が可能なサービスも登場しています

正規化

第1正規化

繰り返し項目をなくし、主キーを設定する

第2正規化

主キーまたは主キーの一部によって一意に決まる項目を別表に移す

第3正規化

主キー以外の項目によって一意に決まる項目を別表に移す。

 

用語参照はこちら

http://www.fe-siken.com

 

DISTINCT

取り出したレコード(結果セット)から重複する行の削除を行うには、重複を削除するキーワードDISTINCTを仕様する。

 

2進数の無限小数

2進数の小数は以下のように1桁下がるごとに値が1/2ずつ小さくなっていきます。

  • 0.1(2)=1/2^1=0.5(10)
  • 0.01(2)=1/2^2=0.25(10)
  • 0.001(2)=1/2^3=0.125(10)
  • 0.0001(2)=1/2^4=0.0625(10)
  • 0.00001(2)=1/2^5=0.03125(10)

2進小数で有限となるかどうかは、上記の値の組合せで表現できるか否かで判断します。

 

正規分布

平均値を中心とする左右対称で釣鐘状の連続確率分布のこと

実効アクセス時間

(キャッシュメモリのアクセス時間×ヒット率)+主記憶のアクセス時間×(1-ヒット率)

スループット

システムで単位時間当たりに処理される仕事の量を表します。データ処理におけるスループットには、コンピュータに搭載されるCPUのクロック周波数やハードディスクの回転速度、OSなど、様々な要因が影響し、システムのパフォーマンスの評価基準となります。

処理が遅いプリンタの出力に合わせてCPUがデータ転送処理を行うと、CPUに遊休時間が生じてしまいます。そこで一度出力データを補助記憶装置へ転送し、補助記憶装置からプリンタにデータを転送することで、CPUは即座に次の処理にうつることができます。(スプーリング処理)
これによってCPUの空き時間が減少し、有効に使うことができるのでスループットは向上が見込めます。

 

スプーリングはスループットを向上させる

コンパイラにおける最適化

コンパイラにおける最適化とは、そのプログラムが動作するコンピュータの設計・仕様に合わせて実行速度が速くなるような機械語に変換することをいい「不要な変数の省略」「関数のインライン展開」「レジスタ割当て」などの手法を用いることで、与えられたソースコードを最適化された機械語に変換を行います。

オプティマイザ

直訳すると「最適化するもの」という意味で、SQL文の処理を最適化する機能です。

 

ACID特性

一貫性(consistency),原子性(atomicity),耐久性(durability),独立性(isolation)の4つはデータベースのトランザクション処理を行う上で必要不可欠とされる性質で、それぞれの頭文字を並べてACID特性と呼ばれています

一貫性は、トランザクションによりデータの矛盾が生じないこと。常にデータベースの整合性が保たれていることを保証する性質です。

原子性はトランザクション内の処理がすべて実行されるか、または全く実行されないことを保証する性質です。

耐久性は、一旦正常終了したトランザクションの結果は、以後システムに障害が発生しても失われないことを保証する性質です。永続性と呼ばれる場合もあります。

独立性は、複数のトランザクションを同時に実行した場合と、順番に実行した場合の結果が等しくなることを保証する性質です。隔離性と呼ばれる場合もあります。

 

リファクタリング

外部から見たときの振る舞いを変えずに,ソフトウェアの内部構造を変えることをいいます。
リファクタリングは、主にソースコードの品質を向上させるために行われます。

デルファイ法

技術開発戦略の立案に必要となる将来の技術動向の予測などに用いられる技法であり、複数の専門家からの意見収集、得られた意見の統計的集約、集約された意見のフィードバックを繰り返して最終的な意見として収束させていくものです。

瑕疵担保責任

売買などの有償契約において受け渡された目的物や権利関係に瑕疵がある場合に、一定期間の間、売主が買主に対して負う責任のことをいいます。
担保責任の内容には、損害賠償や契約の解除、受け渡し物の修正・回復、代金の減額などがあります。

民法上では「事の目的物に瑕疵があるときは、注文者は、請負人に対し、相当の期間を定めて、その瑕疵の修補を請求することができる」と請負人の担保責任について定められています。

※瑕疵(かし)…一般的には備わっているにもかかわらず本来あるべき機能・品質・性能・状態が備わっていないこと。

 

善管注意義務

善管注意義務は、委託業務において職業や能力から考えて一般的・客観的に要求される注意をしなければいけないという義務のことです。委託契約において受託者は、善良な管理者の注意をもって委任事務を処理する義務を負います。

 

 

2018/04/12追記
ちなみにFEは第0次試験に落ちたので持ってません。
会場行くのが一番難易度高い。
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