うるおいらんど

【書評】デザインの学校 これからはじめるIllustrator&Photoshopの本を読んでみた

追記があります。

どうも。

実家に帰省中で暇をしていたので、父の持っていた本でIllustratorとPhotoshopの勉強をしてみました。

「デザインの学校 これからはじめるIllustrator&Photoshopの本 」

デザインの学校 これからはじめるIllustrator&Photoshopの本 [CC対応版]

200ページくらいの厚さの本ですがまったりやってサクッと4時間くらいで読了しました。

私は普段からちょこちょこイラレもフォトショも使用しているので、わりと今更な感じもしましたがわかるところも1つ1つ手順に沿ってきちんとやりました。

 

この本は作りながら覚えるタイプの本になります。

全7章の構成で、IllustratorとPhotoshopの両方の基本操作の勉強をすることができます。

 

実際に作例をつくったもの

Illustratorでの作成物は全てA4サイズで作成しましたのでそのままでちょっと見づらいですがご了承ください。

第1章 基本図形でイラストを描いてみよう〜Illustrator

練習

第2章 ロゴマークを作ってみよう〜Illustrator

2章

第3章 名刺を作ってみよう〜Illustrator

3章

第4章 写真をレタッチしてみよう〜Photoshop

練習2

第5章 バナーを作ってみよう〜Photoshop

banner

第6章 CDジャケットを作ってみよう〜Illustrator&Photoshop

layout-chapter006

第7章 ポストカードを作ってみよう〜Illustrator&Photoshop

layout-chapter007

第1章〜第3章がIllustratorの操作

第4章〜第5章がPhotoshopの操作

第6章〜第7章がIllustrator&Photoshopの両方の操作

となっています。

 

第1章〜3章

まず第1章の前に、体験版のインストールの仕方や起動の仕方・終了の仕方・基本操作等が書いてあります。本当に初歩の初歩の部分が書かれています。

windows/macの両方でのインストールの仕方が書いてあるので、本当に初めての人でもわかりやすいと思います。

第1章はIllustratorを用いて図形を操作する方法を学びます。ツールをクリックする順番等が画像で示されているのでわかりやすいです。少し触ったことのある人なら既に知っていることばかりですね。

 

第2章はロゴマークをつくります。文字をアウトライン化(図形扱いに)する方法や「内側描画モード」等を使います。

内側描画モードとか初めて使いました・・・便利だ・・・

 

第3章は2章で作成したロゴマークを使用して名刺を作ります。

背景パターンを作る方法や、トンボ・ガイドラインを設定する方法等を学ぶことができます。

 

第4章〜第5章

ここからPhotoshopの操作になります。

第4章では写真の色を調整したり、レイヤーを少し使ったりします。非破壊的な写真の編集のやり方をしてあります。

いつも破壊的な写真の編集しかしてないなぁと気づきました・・・・。

第5章はバナー作りです。レイヤーを使って合成したりWebように書き出す方法だったりが紹介されてます。

 

第6章〜第7章

ここからはPhotoshopとIllustratorで制作していきます。Photoshopで写真を編集し、Illustratorで画像に文字等をのせていくという感じになります。

第6章では、CDジャケットを作ります。

よく「写真に写っているものをPhotoshopで消す」というのを聞きますが、それができるようになる章です。いらないものを消して、写っているものを移動させたりする方法を学ぶことができます。

そしてIllustrator側では、写真データをパスに変換するやり方が書かれています。

初めての人はおお〜ってなるところですね!

 

第7章ではポストカードを作ります。

これもよくある、写真から人物のみを切り抜いて合成する、ということをやります。

それをイラスト風のタッチにします。

 

一通りやってみて

私はサイトの素材やアプリの素材を作成する際によくIllustratorやPhotoshopを使用します。

ただマトモに使えているかというと全然で、やりたいことがわからなくてネットで調べて解決というような感じで使っています。

そのため意外と基本的なことが抜けていたり、少し間違っていることをしていたりすることに気が付きました。

 

基本的にこの本では、Illustratorで作るものは印刷物、というような印象があります。私はWeb素材を作ることでばかり使うので、トンボの使い方等はやったことがないことでした。

それでもやっぱり調べれば出てくるような内容ばかりではあるかな?といった印象はあります・・・。

 

今までIllustratorやPhotoshopを使ったことがない人向け!

IllustratorやPhotoshopを触ったことがない人でも、上記の作品が作れる内容になっています。

この本が1番オススメな人ってやっぱり子供の保護者や学校の先生といった人だと思います。

IllustratorやPhotoshopはCCになってから月額料金で使用できるので、今までより気軽に使えるようになったと思います。

例えば、保護者会などでチラシを制作するように頼まれてしまった!だとか保育所の先生でちょっとしたカードを作る時だとか・・・

実際にあるかはわかりませんが、そういう時に始めてIllustratorやPhotoshopを触る時に、この本がちょうどいいと思います。

 

どうしてもこのような技術書は分厚い本ばかりで、勉強したいと思って色々手に取ってみても、つい厚みにウッとなってしまうことがあると思います。

この本は他の技術書よりも薄く、なおかつIllustratorとPhotoshopの基本的な大事なところが勉強できるので、手に取りやすいです。

私は全部終えるのに4時間程度かかりましたが、毎日1時間1章ずつやっていくとしても、1日1時間程度で約1週間で終えることができます。

 

父がこの本を選んだのは意外とナイスだなぁと思いますね。

 

デザインの学校 これからはじめるIllustrator&Photoshopの本 [CC対応版]

ただやはり、少し触ったことがある人には物足りなく感じるとは思います。

なので気になっている人は、ぜひ書店でパラ見してから検討してみてください。

 

長くなりましたがこの辺で。それでは〜

Additional Notes追記

もう全部忘れた・・・。

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