はじめてのUdemyでGodotのお勉強をしました
どうも。Reoです。
Godotの勉強をするために初めてUdemyで動画の購入をしました。1つのコースを無事に完了したので、その感想を書いていこうと思います。
完了したコース
今回購入したのは、バンパイアサバイバーライクなゲームを作れるこちらのコースです。
セールになっていたので、元値が7,600円のところを1,500円で購入しました。このコースは日本語には対応していません。
作ったもの
実際に作ったものをFreshとDeno Deployを使ってWeb上で遊べるようにデプロイしてみました。(講座でつくったものそのまんまなのでそのうち消します!)
The Arena をあそぶ (PCのみ)
ちなみにコースでは作ったゲームをWeb用にExportするところまで教えてくれました。 その後のデプロイはChatGPTに一声かけて10分ぐらいでできました。
このゲームそのまんまのものがこの講座で作れるものになります。メニューやオプションもついています!
Udemyの前に勉強していたこと
このコースを学ぶまでのGodotの知識は、GDScriptとドキュメントに載っているゲームを作ってみたぐらいでした。
あとは、上記を学んだ後に Godotさんのわからないことリスト をまとめて調査していたぐらいですね。
感想
初めてのUdemy、最高によかったです!
いつもは本派で、1人で動画を見るのが結構苦手なタイプで、最初の一歩はかなり重かったです。この講座自体はセール中に買っていて、せっかくだしプロジェクトの構造だけでも見ておくか〜ぐらいで覗いたところ、これいいじゃん!となった一歩でした。やりきってよかったです。
知らなかったことや知りたかったことがたくさん詰まっていました。合計81動画のうちボーナスコンテンツを除いた74動画は、本当に毎回新しく知ることばかりでした。
動画なので操作が見える
動画でのお勉強はやっぱり操作が見えるっていうのがいいですね。 本にするなら端折ってしまいそうな、間違えたコードを書いた時や設定をミスったときのエラーを直す部分を見せてくれていたのが非常によかったです。
GodotもIDEなので、エディタ上でコードを書く以外の操作をすることがたくさんあるため動画での勉強に向いていました。
ただ、マルチモニターは必須ですね。実際に手を動かしながら動画を見るには1つの画面じゃ無理すぎるので。(わたしはアイキャッチ画像みたいに縦並びにして学習しました。)
UdemyならではのQ&A
また、Udemyのコースにはコースについての質問ができるQ&Aがあります。コースを受講している人は、他の人が質問した内容を見ることができます。この機能は非常に良いですね。
私も動画の通りにやってみてもうまくいかなかった部分があり、Q&Aを覗いてみると、他の人がすでに質問してありました。結果的にはその答えでは解決できずに自分で解決したので、In my case...でコメントも追加しておきました。
メモ機能は使っていない
動画のシークバーに「7人がここにメモを残しています」という表記が出ていて、メモという機能があるのは知っていましたが、その機能は使っていません。
メモの内容は他の人からは見れないみたいなので、だったら手元のObsidianにメモしておいたほうがいいなと思い、メモ機能は使いませんでした。
セクションごとにObsidianにメモをしてあるので公開したいところですが、有料コンテンツなので控えておきます。
何分表記が少し苦しい
このコースは合計17.5時間で、各動画は10分〜20分前後でした。長い動画は30分のものもありましたが、基本的には15分ぐらいです。
たった15分と思えば短く感じるかもしれませんが、ハンズオンでやっていたので、15分で終わるわけもないんですよね。最低でも動画を見るのに15分はかかると思うと少し荷が重くなりましたね。本だとこの章は何分かかりますとは書かれていないので。
毎日1動画を見るとかなら、1日たった15分...だいたい30分ぐらいでいいと思うと気は楽かもですが、自分は1週間でまとめてやっちゃったので、この時間表記は少し苦しかったですね。
英語を頑張った
Udemyには日本語に対応したコースもありますが、今回のコースは英語と韓国語とスペイン語の3言語の字幕しか出せませんでした。なので英語で頑張りました。
トランスクリプションという機能のおかげで、話している内容は全て文字起こしされているので(英語ではありますが)、わからない表現や曖昧さ回避のために、たまに翻訳しながら頑張りました。
半分はGodotというより英語の勉強になりました。
AI Assistant 機能
動画の右側にAI Assistant 機能がありましたが使ってないです。困ったらChatGPTに聞いていました。
それよりちょっと変でもいいからトランスクリプションでAIたん日本語に変換してくれ〜と思いました。
この講座についての感想
めちゃめちゃよかったです。
- エラーを起こして、これどうやって解決する?をやってくれた
- UIの設計が上手。(VBoxContainer の使い方とか)
- コンポーネント化も上手。
- リソースの使い方も上手!!!!!(何様)
- フォルダ構成もしっかりしていた。
- よくあるチュートリアルだと全部を同じとこに入れるとかが多いけれどそうではなく、ちゃんとフォルダを分けていてよかった。
- 関数について説明する時に、ドキュメントを見るというのを何度もやっていてよかった。
- ショートカットも程よく教えてくれた
- ちょっとした思想も見えてよかった。
- セクション2まで(5時間程度)でだいたいメインのゲームの仕組み自体はできていたのに、そこからのUI実装やブラッシュアップを+12時間っていうのが、実際のゲーム作りみを感じた
とにかく丁寧で、Godotを今からやるなら本当にオススメです!!
Create a Complete 2D Survivors Style Game in Godot 4
対応バージョンの注意
このコースが作られたのはGodot Engine が4.0時点です。 私がこのコースで学んだ時点でのGodotの最新バージョンは4.4.1です。(2025年4月24日時点)
4.4.1ではそこまで困ることはありませんでしたが、それでも TileMap ノードが非推奨になっていたり、エディタの見た目が違う部分があったりしました。まだ全然この講座は現役だと思いますが、5.x系になったときには注意が必要です。
現在Godot 3.x系を買ったとしたら、4.x系と違いすぎて、学ぶのが大変すぎると思います。 特にGodotはまだ発展途上中だと思うので、Udemyで講座を買う時にはせめて最新バージョンを知っておくことと、講座が作られた年月をみることをオススメします。
これは技術本を買う時もそうですが、賞味期限が早い界隈だと思うので、注意が必要です。
あと、この講座はWindowsで操作していたので一部コマンドが違う部分もありました。OSも合わせてあると、迷うことなく学ぶことができると思います。
Godotをさわってみて
UdemyではなくGodotへの感想です。
- エディタはまだまだ発展途上
- Unityと比べてGodotは軽量らしいが、意外とレスポンスが遅いときも多い
- スクリプトタブが非常にわかりづらい。この部分が1番苦手かも。
- シーンやリソースのファイルが読みやすいので複数人での開発もやりやすそう
- Godotのtscnファイルの中身を見てみよう にメモしてあります。
- 差分とかも読みやすそう
- UI はかなり親しみ深い
- VBoxContainer とか HBoxContainer とかはSwiftUIやっていればもうほぼ同じよ
- theme 機能がかなり良い
- デフォルトのボタンなどのスタイルの統一が簡単
- GDQuestのGDScriptを学ぶことができるWebサイトLearn GDScript From Zero自体がGodotで作られていて、Godotのできることの幅にワクワクする
- GDQuestのlearn-gdscriptプロジェクトをのぞいてみよう でプロジェクトを軽く覗いた
- これはUdemyでお勉強する前だったので改めて見てみたい。
現状ではエディタへの若干の不満以外は、とてもいい感じ!楽しい!
おわりに
今後は何か新しいことを勉強する時には、本という選択肢だけでなくUdemyを見てみるかという選択肢が増えました。
次にやろうと思っている講座は以下の2つです。
- Godot 4 Multiplayer: Make Your Own Online Game
- 今回やった講座と同時に購入済み
- Master Mobile Game Development with Godot 4
- 今買った!27,800円の96%オフで1,800円!
オンラインゲームの作り方とモバイルゲームの作り方です。一応やっぱり自分にとってはiOSがメイン舞台なので...モバイルも学んでおきたいところです。
今後もGodotのお勉強は続きます。近況は週に一度WeeklyReportに更新、Godotのお勉強にもメモを残していきますので気になる方は覗いてみてください。
ではでは!
