近況と読んだ本の紹介。

お久しぶりです。Reoです。6月になりましたね。

ブログをリニューアルしてから早1ヶ月経ちましたが、5月は一回も投稿しないという体たらくでした。

そんな5月の振り返りを少し書きたい気持ちになったので、つらつらと書いていこうと思います。

 

初めての受託

4月末に初めて受託のお仕事を頂き、5月の前半は納期に向けて頑張っていました。

WordPress関連のお仕事でしたので、2週間ほどPHPやHTML/CSSと戦っていました。

自分はこれまでもWordPressはやってきていたので(特にこのブログの作成で)、WordPressは結構デキる方だと思っていました。それでも、やったことあることとないことは半分ずつぐらいでしたね。初めてやることが出てくるたびに躓き、丸一日を3行ほどのコードに費やしたりしてました。

自分が直接請け負っているわけではなかったので、完全リモートでいつもと同じように作業をしていました。疲れたり行き詰まったら、朝でも昼でも一回寝て、起きたらまた作業というのを繰り返していました。まぁこれが自分の標準なんですけど。

 

5月前半のブログを書かなかった理由は、受託で書いているコードで行き詰まったとして、それをどうにかこうにか解決した方法をブログに書いていいかがわからなかったからです。

例えば通知機能を作っていたとして、その通知機能を丸っとブログに書いてしまうのはダメだろうと認識しています。

ではWordPress管理画面でのURLパラメータを反映させる方法、とかだったら?

これは実際に自分がめちゃくちゃ悩んだ箇所なんですが、URLパラメータを設定しても値を渡す前にページを表示しちゃって、値が上手く取得できなかったんです。

解決した時、これはブログに書いておきたい!って思ったんですが、書いていいかがわからんかったんですよね。これってどうなの?と思っているうちに、時間ばっかりがすぎてしまって結局まぁいいやとなってしまっていました。

 

秘密保持ってどこからどこまでしないといけないんだろう。

今WordPressの案件やってるとか、iOSアプリ開発の案件をやってるとかを公言するのは多分大丈夫で、その概要まで公言してしまうのはダメという認識をしていますが、実際のところはわかってないです。

案件で利用した情報全て外部に出すことはしないでと言われているので、もしかすると上記の話もダメだった可能性はあります。

なので受託とブログってかなり相性悪いです。ブログをすごく書きづらい。

 

この案件は無事納期に間に合わせることが出来、その後少し問題あったんですが、そこもどうにかクリアし一応無事終わりました。いや、まだ修正が来る可能性は全然あるんですけどね。

という感じで自分の初めての受託のお仕事は終わりました。なんとか今月も生きていけるようになりました。

 

やることがなくなり5月病に

無事お仕事が終わり、次のお仕事も決まっていないのでやることがなくなりました。6月分は稼げたけれど、7月分はまだ稼げていない。

こんなことを後何十回何百回もやっていかないといけないと思うとかなり絶望感がありました。

仕事をしている間は全然元気なんですが、終わった途端反動で何もしなくなりました。20日頃から作業を全くしない生活をしてました。

いやー、今はだいぶ元気になったんですが、結構死んでました。まぁ年中5月病みたいなもんなのでよくあることではあるんですけども。

 

いつもなら数日で元気になるのに今回2週間も死んでしまった原因は以下です。

水濡れでMacが故障しました。

私の5年愛用してきたMacBookProに水をこぼしてしまいました。あまりにも馬鹿馬鹿しいグラスの倒し方だったので泣くに泣けんわ。完全にキーボードが死にました。

すぐ電源切ってしばらくお米とおいてたんですけど、まだ乾き切っていないのに一度電源つけてしまって、もしかするとその時点でキーボードが死んでしまったんじゃないかなーと思います。

1週間ぐらい乾燥剤がわりのお米と置いておいたんですが、結局直りませんでした。

悲しい乾かし姿

キーボードのトップキーを外して少し掃除してみたりしたんですが意味なく、その代わりにcontrolキーの爪が壊れてハマらなくなりました。悲しいね。

そのcontrolキーが常に押されていることになっていて、マウスはしょっ中右クリックしかできないし本当もうつらいです。

結局今は、Karabinerってやつで内蔵キーボードを無効にして、外付けのものをしようすることで作業自体はできるようになりました。

 

ちなみに上記写真の乾かし中の間は直ると信じていたので、そこまで鬱でもなかったんですよね。3日しっかり乾かしたのに、キーボードが死んでたのでまた3日ぐらい今度は米を直接キーボード上にバラまいて乾燥させてました。ジョブズもびっくりだよ。

 

3冊の本を読みました。

乾かしている間は暇だったので本を読んでました。

ミライのつくり方 2020-2045

ミライのつくり方 2020-2045 僕がVRに賭けるわけ

まずは1冊目。

昨今の日本でここまでVRが普及するようになっているのはこの方のおかげである!と言っても全く過言ではない方の一冊です。著者のGOROman氏のこれまでの経験やこれからVRがどのように世界を変えていくかが書かれています。

著者の考え出した「キモズム理論」の話がとても納得のいく話でした。(キモズム理論はTwitterにてまとめられていましたので是非参照してみてください。)

どちらかというと自伝のエッセイという感じです。サブタイトルにもあるように「【僕が】VRに賭けるわけ」なので、本書で著者が何故VRに賭けているのか、何故VRなのかがわかります。

あくまで個人の意見が書かれた本な訳なので、面白いと思わない人もいるかもしれないですね。

 

実は自分自身も本書で書かれているVRのミライに対して、いやそうはならんやろと思う点がいくつかありました。でも、本書を読んで「そうはならんやろ」と思ったから自分の本書への評価が低いわけではありません。

こういうタイプの本は自分の意見と合わなかったり、書いてあることに納得いかないことが結構あるんですよね。意見が違うってことは、自分が考えていることが別にあるわけです。それって多分本を読まないと気づかなかった考えだと思うんですよね。

具体的に言えば、VRが普及すれば通販の利用料が減るという意見とかですね。

通販はどうだかわからないですが、現実のモノ自体を今より買わなくなるってことは多分ないと思うんですよね。多数の人がそうなるかもしれないんですが、自分がそうなるとは思えないんですよ。

他にも今のままの日本では厳しいだろうなーと思うことがいくつかありました。

 

それでも最先端の方が、このようなミライを想像していて、それに向けて奔走しているのだから、未来は本当にそうなるのかもしれない。そう思うととてもワクワクする良い本でした。

ミライのつくり方2020―2045 僕がVRに賭けるわけ (星海社新書)

まぁでも何で縦書きなんだろうってのはちょっと思いました。

 

白井博士の未来のゲームデザイン

白井博士の未来のゲームデザイン-エンターテインメントシステムの化学-

2冊目はこちら。

前述のと同じタイプの本だと思って読み始めたんですが全然違いました。

「はじめに」の部分を引用すると

本書はプログラミング本ではありません。理論だけでもなく、実例集だけでも、ましてや経験談や自慢話ではありません。(中略)多様な人生を生き延びてきたエンターテインメント工学の博士だけが教えられる、”あなた自身”のプログラミング本です。

「遊び」の定義の説明や歴史といった話から、どのようにシステムを設計すれば良いのかという話までとにかくすごいタメになりました。

 

本書で一番印象的だった箇所は世界観の話です。

「おもらし体験システム」を作った人がいて、どうしてそれを体験者に体験させたいのかという理由が「自分がそれをおもしろいと思って作っているから作った」(前者)といった話が出てきます。

もしそれに「自分は二十歳過ぎてもおもらしが止まらなく、この不快な気持ちを他の人にも味わってほしい」という理由があれば。(後者)

後者は「残念な私の病気を体験させる」ということが動機ですが、前者はそこに動機づけがありません。「私が楽しければいい」、それだけで実現させてはいけないのです。それだけで出来上がったものは、「私」以外の人には別におもしろくはないのではないでしょうか。

つまり、「世界観」とは作る人と使う人をつなぐもの、共感を呼び起こすものとして設計されている必要があるということです。

この部分。

自分はよく「自分が楽しい」ことを第一に考えているので、それが「自分だけが楽しい」でもいいじゃんって結構思っちゃうんですよね。

「私が楽しければいい」、それだけで実現させてはいけないのです。ってのがとにかくグサーッ!!!!ときました。

 

また、どういう人が使うのかを考える話(ターゲットの絞り方)の話はゲームデザインに限らずとても為になりました。

本書はゲームクリエイターを目指す人向けに書かれた本ですが、既にゲームを作っている人でも得るものがあると思います。というかゲームだけでなく全てのエンターテインメントシステムを使っている人が対象ですね。

白井博士の未来のゲームデザイン -エンターテインメントシステムの科学-

5年前の本ですが全く古さは感じませんでした。

 

おうちで学べるアルゴリズムのきほん

おうちで学べるアルゴリズムのきほん

最後です。長くなってきましたね。

アルゴリズムの本です。

自宅PCで試してみれば「全部」わかるらしいですが、PCは死んでました。でも、PCを使う場面はサンプルプログラムを動かしてみる程度でしたのであんまり問題はなかったです。

期待してたより全然面白かったですね〜。というのも多少プログラミングやっているので、アルゴリズム全く知らないでどうすんのって感じじゃないですか。資格の勉強をした時とかにも勉強していたので、知識の確認ぐらいになるかなーと思ってたので期待は低かったんですよね。

半分以上は知らないことだった気がしますね。

 

位置情報を知るアルゴリズムに4つの衛星が使われている!とかもう雑学の範囲ですよ。普段プログラミングしてる時には知らなくてもできますしね。

なので、へ〜そうなのかと思いながら読みました。

画像圧縮のアルゴリズムとか面白かったです。

プログラムを書いていくときの実装のヒントのタネになってくれる知識を補充できた気がします。

おうちで学べるアルゴリズムのきほん

プログラミングができるようになる本ではないですし、プログラムが出てくるのも少なめです。体験しながらよりは普通に読み物としておもしろいです。

 

以上、3冊の本を読みました。どれも1日1冊ぐらいのペースで読みました。

 

そのあと5日ぐらいは本当に死んでました。

そして3日前くらいにようやく復活しました。

自分のアプリへのモチベーションが皆無でひとつも手がつけられていません。

 

6月の予定

まだ次のお仕事が決まってないのですが、決まり次第それをメインに進めます。

中旬ごろから実家のお手伝いをする予定なので兼業農家になります。

 

とりあえずですね、1ヶ月丸っとSwiftをやってないのでちょっと肩慣らしにメモアプリを1つ作る予定です。Swift本を新しく購入したので(まだ未読なんですが)、それを読み次第作ってみようかなーと思ってます。

現場のためのSwift4 Swift4.1 Xcode9.3対応

実装だけでなく開発フローがメインっぽいので、その辺を一回学んでから1本アプリを作りたいと思います。
まぁ作るアプリ自体は3日もあれば作れる予定です。

 

あと今月はもうちょっと頑張ってブログ書きます。

日常系ブログは需要ないかもですが、積極的に書くようにしたいです。

 

それでは長くなりましたが、今月も頑張って行きまっする!

 

いつぞやのブログにも書いてたけど、5月って本当は晴れの日も多く気温も過ごしやすい最高の季節なんだぜ・・・来年はもっとお外出ようね・・・。

5月の歩数を晒してさらば。

 

 

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